2021年1月16日
違法駐車について
こんにちは!高井商事です。
本日のタイトルですが、違法駐車について。です!
弊社では月極駐車場の仲介をしているのですが、契約後、年に1、2回問題になるのが【違法駐車】です。
違法駐車をされた時、被害者側は当然迷惑被っているわけですから、何とかしたい!と考えられると思います。
しかし、ここでやってはいけないことは『ご自身で加害車両を動かす』『張り紙などをべたべたに貼り付ける』といった実力行使です。
実力行使をしてしまいますと逆に加害者側から器物破損だと訴えられる可能性がありますので、まず行っていただくこととしては、
①現場の状況、車のナンバーを記録する ②管理会社に連絡する 又は 管理会社がなく、直接所有者と契約している場合は所有者に連絡する
の二点で、まず①をしていただくことで、何時から、どこに、どの車が違法駐車していたかが分かる証拠にすることができ、②で対応することができます。
実際に弊社でも対応する際はご連絡をいただいてから、現地の確認をし、現地にて証拠撮影、その後情報を記録した張り紙をワイパーに挟むという対応をしております。
本来であればすぐにでも問題解決をしたいので、被害者や管理会社が警察に連絡をしてどかしてもらう。ということができればよいのですが、日本では民事不介入という原則の元、私有地である月極駐車場での問題は助けてもらえません。
しかし、民事不介入ながらも所有者から警察への『不法占拠』としての連絡の場合、事件性ありとして所有者を調べ連絡を取るように手配していただけます!その結果違法駐車をやめるということにつながるようです。
日本では【自力救済禁止】という原則があるため、被害者側が自身で加害車両をどうにかすることができません。何故被害者が泣き寝入りしないといけないのか。何故加害者側の逃げ得を許してしまうルールなのか全く理解できませんが、法律がそうと言っている以上できることをするしかありません。
少しでも被害を少なくするためにも発見後は協力して素早く対応したいですね!
長くなりましたが以上になります!また次回もよろしくお願いします。